ハムサンドが見つかった

 今日はセブンイレブンにハムサンドがあった。でも残り1つだけ。買えて嬉しいという気持ちとともに、自分が買っていいんだろうかという気もしてくる。これはすでにこの町の人にハムサンドが行き渡った事後のことなのか、それともまだ欲している人がいて、それを僕が暴虐にも目の前で奪おうとしていることなのか、判別がつかなかったのだ。

昨日、店長さんが発注を増やしてくれて、今日は多めに入荷し、この町の人にハムサンドが行き渡った後に僕が最後の一つに手をかけた、ということであって欲しい。そういう自分に都合の良いストーリーを考えて、罪悪感を軽減させてハムサンドに手を伸ばす自分がいた。「いや、違う、僕は奪っているのではない、これは廃棄される売れ残りを減らしているんだ、最後に売れ残った1個を調整する目的で買っているんだ!」

人は見たいものしか見ない。現実から目を背け、見たくない現実は直視しない生き物なのだ。それは自分も決して例外ではない。僕は目を閉じて頭をかしげ、一心不乱にレジへ向かった、一直線に!

(今後しばらく、きっとハムサンドに関する話題が続きます。)



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